2009/09/25

アニメと呼ばれるイヤらしぃ夢 Pt.1 - Zガンダム(1)

【釈明:1】 押井守センモンかのよーな看板があるッてのにガンダム話だが、あるぃは押井研究のタメに必要やも知れぬ…とゆう気がして、チョッとガンダムを見直してるトコで。
【釈明:2】 しかも、ナゼにまず「Zガンダム」なのか…とゆうのは、もっと釈明に苦しむところだが。しかしあるイミでいま、初代の「機動戦士ガンダム」(1979)と「機動戦士Zガンダム」(1986)とを並べると、自分にとっては後者の方に奇妙なインパクトがあるのだった。
で、ソレはどーゆうイミで…とゆうと。初代があまりにも≪現在≫に生きてる作品であるに対し、この21世紀に自分が眺める「Z」があまりにもアナクロなタイムカプセルからの出土品ッぽぃ。とゆうワケで、筆者が「Z」から受けつつあるインパクトを、そンなに前向きなモノとはゆえない。

そもそも「Z」は初放映のときに見てたハズなンだが、その内容につぃて憶えてたコトがあまりにも少ない。『エウーゴ』とゆう主人公側の組織の名前さえも憶えてなかった…とゆうダイタンな忘れっぷりには、自分でもビックリした。一方の敵側の組織の名『ティターンズ』は憶えてたが、ソレよかもっとハッキリ憶えてたのは、その最終回を見てモーレツな不ユカイを感じたコトだ。その不ユカイがあまりにキョーレツだったので、筆者はソレから数年間アニメとか見ない仔になった。
ココにてよくあるメイ文句の借用をいたせば、『何ンだ、この不ユカイさはッ!?』…とでもなりげ。がしかし、前置きはこのくれーにして…。ちなみにこの堕文は、「Z」を第29話まで再見した時点で書かれてる。どのよーに不ユカイなケツ末だったかは、いまだ想い出せてない
(なお以下の文中では、「初代」にしろ「Z」にしろ、それぞれのTVシリーズのコトをゆっている)

さてだが、ご存じのよーに初代ガンダムの劇中でも、多くのヒトらが死ぬ。何ンせいきなし『人類の約半数が死亡した』…と、ド頭で語られるホドのシロモノではあるが、まぁソコは『劇中』とも言いがたいトコなので、チョッと別にして。
名前がツィてて印象に残ってるギセイ者らをザッと想い出してみると、リュウ、マチルダ、ランバ・ラル、ハモン、ミハル、スレッガー…等々々。そして自分はあんまし感情移入して見ない方なのだが、しかしソレらを見てて心が動く、とゆうコトは止めれない。するとそのテイドには、自分もマトモなニンゲンであったのかなァ…などと感じさせられるのだが。

ところが一方、「Z」を見てて感じるのは、『ヒト(登場人物)が多すぎてウットーしぃので、サッサと死なしてくれねーだろーか?』とゆうコトだ。そのイミでは、出てキてワリとすぐ死ぬ≪ライラ≫がエラぃとゆえる(!)。そしてさっき筆者は第29話の末尾の予告編を見て、次回(第30話)のサブタイトルが『ジェリド特攻』だと知り、思わず『ヤッた!』と心で叫んだ(…敵側に、≪ジェリド≫とゆう登場人物がいるのだ)。
タカがテレビのまんがとゆえどもデキの悪いシロモノは、このよーにヒトの情動に悪影響を与えるのではなかろーか? そもそも≪特攻≫はガンダムシリーズにはよく出てるコトバだが、こンな単語を見るコト自体がフツーに不ユカイだ、と、ふだんは想うのだがッ!

また。初代ガンダムから「Z」への異同としてどーにも目につくのは、暴力とエロスの描写のムヤミなエスカレートだ。『修正』だか何ンだかと称したりして、殴る殴られる、とゆう場面がヤケに多いのは見たまンま。だぃたぃのところ第1話で、主人公のカミーユ君がティターンズらにつッかかって逆に超ボコられる場面…ココの描写が、いっきなし過剰なモノかと見るが。
ソレに対する≪エロス≫の描写は多少もって廻ったモノだけど、しかしあからさまではある。だぃたぃのところ第1話の冒頭、カミーユ君が部活をサボってガッコを抜け出すのを、その幼なじみのファが追ッかける…このシーケンスからいきなし、ファをはじめ少女たちの描き方がミョーにイヤらしぃ。『コレから始まるアニメは、「くりいむレモン」シリーズの1編なのか?』と、素でチラリ考えたホドだ。
どーして「くりいむレモン」かって、ほぼ同じよーな時代のアニメ作品なンで感触が似てるワケだが。で、そンなコトをゆってるオレ自身のイヤらしさをも認めるよーなハメになるが、しかしそうだ

さらに。追ってカミーユらが参加した戦いの双方の軍隊チックな組織には、どーゆうワケだか、パイロットとゆう部門に女性が多し。そしてこの方々が無イミに胸の目立つ服を着て(イヤ本当は大いにイミあるが)、しかもなかなか女クサく振るまうので、組織のフンイキが双方でヘンにイヤらしぃ。
とゆうトコで初代ガンダムを見直すと、コッチもまったくイヤらしくないオハナシだとは言えない。まず何ンせララァとシャアの関係がひじょうにイヤらしぃし、またサイド6を出航するさいにミライが3人のオトコらを巻き込んで大痴話ゲンカ…なンてゆうイヤらしぃメイ場面もあったが。
しかし全般テキにはそンなにイヤらしくないハズで、画面テキにも色気がほとんどない。たとぇば、ホワイトベースの少年兵たちがマチルダをマドンナのよーに慕う…とゆうくだりをご存じだろーけど、そのエピソードにイヤらしさを感じるとゆうお方は、ほぼおられぬのでは、と。

その一方、だぃたぃ主人公の父親が愛人を囲ッてて、妻を放ッとぃてソッチに入れあげてるコトをムスコは大いに知りまくり…とゆう初期設定からして「Z」はイヤらしぃ。そしてその父たるジンブツが、生きるか死ぬかのロボット戦の最中に、その愛人のHな姿を脳裡に浮かべて想わずニヤニヤ…とはまた、イヤらしぃにもホドがあるッ! あと確か敵側にもう1人、その死のまぎわにカレの愛人のエロ姿態を想い浮かべる(!)、とゆうヒトがいたよーだし。
ところで初代ガンダムで、ミライを囲んでオトコら3ビキが…とゆうハナシが出たけど、その場面でイヤらしぃ態度なのは意外とミライで、むしろオトコらのタイドはイヤらしくない。特に3ビキの中でもブライト艦長は、可能な限り自分を抑えててリッパだと感じられる(…付言して、ミライのよーな女性が地味顔のクセにオトコらを手玉に取るよーな展開になる…とは、逆にあるよーなコトでリアルだ。ソレに対し、誰がどー見ても美人サンのセイラには、逆に浮いたハナシがない…ソコもまたホントらしぃ)。
ところがその一方、「Z」のヘンケン艦長は自分が部下のエマ・シーンに岡惚れしてるコトをまったく隠せておらず、それでカレの艦内のフンイキをヘーキでイヤらしくしてやがるのだった。

そしてそのよーなアニメのヒーローであり、かつその実の父がそーゆうヒトであるからには、われらのカミーユ君がリッパなむっつりスケベであるコトには、何ンンもフシギがない。だがココはあんまし責めてなくて、筆者はカミーユ君にはかなり共感デキる部位がある。
オハナシの発端で両親を、ソレもタイヘンに無残なカタチで失ったカミーユ君は、カレがまぎれ込んだエウーゴのパイロットのおねー様たちに、やさし~くいたわってもらいたいのがヤマヤマだ。ソコらを大いに期待してるのだが、しかしアッサリと彼女らにツキ放され、ゼンゼンかまってもらえない…とゆうウキ目を見るのだった。(『Pt.2』へ続く)

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